震災大津波東日本大震災から半年がたった

この文章はNHKスペシャルを見ながら、かいていきます。

津波から半年。
宮城県石巻は最も被災が多い三千九百五十九人の人々が亡くなったそうです。九メートルの津波が町を飲み込みました。
土地も家もない人達が未だに救われずにいます。
東京では、いつもどおり、普段通りに生活している一方で、立ち上がれずにいるのです。

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避難所にも仮設住宅にも入れず、破壊された家に住んでいる人もたくさんいます。
行政は財源や許認可や、その他いろいろな問題で素早く動けないそうです。
国は8月までに被災された人全員に仮設住宅に住まわせることを約束しましたが、83%の入居率だそうです。
仮設住宅は山間部、都市部にあり、当然のように都市部に応募が殺到し、あぶれてしまっているそうです。
山間部は車を持っていないと、住みづらい所です。スーパー病院学校、周辺には何もありません。
いまだに千五百人もの人が仮設住宅が空くのを待って、避難所生活だそうです。。避難所もいっぱいで一杯で入れない人もいるのです。
そして全壊している家の中で、電気もガスも水も通っていない場所で暮らしている人もいます。

職を失い、配給だけで暮らす人々ばかりです。
半年経つのに、日本なのに、何にもよくならない、と人々は怒りを溜め込んでいます。

菅前総理はお盆までに仮設住宅を建設するという事をぶち上げ、そのとおり作りましたが、都市部に場所を確保できずに住みづらい山間部に建てまくりました。
山間部の仮設住宅は定員割れしてしまっています。菅前総理の発言が仇になってしまいました。

大船渡市は国に支援を求めても、具体的な方針を打ち出せないでいました。
被災した場所を国が買い上げ、安全な高台を切り崩しそこに宅地を造成し移転するという、大規模な案も出ています。
水道、電気、交通などのライフラインには大規模な支援が必要なのですが、何度も計画を国に提案しても、具体的な答えが出てきません。
半年経つというのに国と市の考えが乖離する中、市民はこじんで 動き出します。
被災したホテルを改修し、被害の少なかった上層部で経営を始めるひと、引っ越す費用を捻出できず、被災した土地で新たに家を建てる人。
結局、抜本的な解決方法、国家規模の支援がないとどうにもならないことは何一つ行われていないのです。