WordCamp Tokyo2017

写真:WordPress
WordCamp Tokyo2017にいってきた。
基調講演が印象に残っている。WordPressの今後を大きな枠組みで語るというものだ。
メモ書きを見ながら回想していこうと思う。間違ってる部分もあるかも。

10年前

WordPress2.xの時代。アクアUIの影響からか、角丸グラデーション鏡面が一番ナウいデザインだった時代。
WordCamp2008は、60名で行われた。
それから10年経ち、UIもクールになり、日本語もバッチリ、コミュニティも大きくなってきた。
web制作の世界でもWordPressが当たり前に使われている。
1 August 2017
usage
change since
market
change since
1.
28.7%
+0.3%
59.5%
+0.2%
2.
3.3%
6.8%
3.
2.3%
4.7%
4.
1.1%
-0.1%
2.4%
5.
1.0%
2.0%
-0.1%
全てのwebサイトは三割弱で出来ている。
日本の全てのCMSでは8割が占めている。
State of the Word
2016| Matt Mullenweg – https://goo.gl/79hf2s
WordPressFoundationがありWordCampが出来てきた。
マイノリティに対しても学習の機会を設け援助している。
WordCamp Asia
WordCamp EuropaがあるのでWordCamp Asiaを開催したい2019年あたりにシンガポール、バンコクでやりたい。
アジアは貧富の差があるので、年収の低い国では簡単に日本に行くことが出来ない。ビザの問題もある。

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暗黒面の拡大

Open Webの衰退を実感している。
AMPはgoogle側にキャッシュされている。これはOpenなのか。マットの答えは安全で早くていい、と言うもの。
FaceBookもインスタントアーティクルを使用し、FB内で完結してしまう。
インターネットは携帯電話のアプリで完結している。
IOT、チャットボット、インターネット体験の変化は今までのweb制作では請け負えないだろう。
マーケティング用語集 イノベーター理論
produced by JMR生活総合研究所 – https://goo.gl/vkcHWv
今はWP制作の熱のピークが過ぎてしまっているのでは。
ティム・バーナーズ=リー
セルンの研究者。論文を参照するためにWWWが開発した。Googleは良い論文は人気があると言うアルゴリズムで検索エンジンを作った。みんなが知識を共有すれば世界が豊かになる。そして更に沢山の価値を生み出すに違いない。そういう志を持っていた。
しかし今はアプリに引きこもる様になった。
Twitterも好きな思想家をフォローし、どんどん思想が純化している。
危険な思想家がグループを作り、盛り上がるような状況になっている。

変化できるものが生き残る

webサイトを見ることが減っていっている。
しかしコンテンツはなくならない。
予想として、WPはハブのような存在になり、管理画面しか残らないのでは。
パブリッシングの民主化
何かの情熱を持って記事を書く。
アプリを作ったり、EPubを作ったり、印刷物作成したり、様々なサービスを展開するためのベースになっていくのではないのか。
CLIが使えるようになるので、様々なものが自動化できるようになる。
次期WP、Gutenbergの登場は、書き手の敷居を低くしてくれるのではないのか。
WPはほんの少数の人達がものすごく頑張って作っている事を知ってほしい。
GitHub – WordPress/gutenberg-theme: Showcasing Gutenberg: a theme to show the potential – https://goo.gl/f6CmRA

人口ボーナス期

人がいればものがたくさん売れる。新しいものも生まれる。
WPも同様、人が多いと発展もサポートも凄い。
「Join」
WPに対してブログを書く。
テーマを売る。
WPのコンサルタントになる。
WordCampに参加する。
長く続けられる事をしよう。
WPでお金儲けをしよう。
他者を尊重しよう。いろんな衝突があります。気に入らないところがあっても、いいところを見つけ、仲間だと思いましょう。