行旅死亡人データベース

100歳以上のお年寄りが実はすでに亡くなっているのにもかかわらず、死亡届を出さずに、戸籍上では延々生き続けている、というニュースが騒がれています。それに関連するニュース。

官報に掲載された行旅死亡人をまとめている方がいます。
淡々と死亡時の状況が記載されています。
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発掘調査や、漁の最中に発見されるものもあり、中には江戸時代土葬されたような遺骨が発見されています。
中にはむごたらしい状況で、自らの命をたったものもあります。
冬の畑で全裸になり死亡した方、山道で焼死体となり年齢も特定できない方、灯油をかぶり焼死した老婆、所持した札束が腐敗するまで発見されなかった自殺者、高齢者が多く、孤独な最後を遂げています。

未婚率が増え、人と人とのつながりが希薄になり、孤独死してしまう方が年々増えてきているようです。
人生を放浪し、誰にも見とられずに死にゆく人は思ったよりも多く、ここに記載されずに、延々年をとり続ける人も多いと思います。そういった人たちの戸籍だけは、残り続けるのでしょうね。

————————–以下関連のある記事・サイト————————–

「行旅死亡人」という名の日本人|永田町異聞
行方が分からない100歳以上のお年寄りの数が、降ってわいたように毎日増え続けてゆく。
「父は家を出て行ったきり会っていない」「消息は分からないが母は弟のところにいるはずだ」

親への言葉とは思えない薄情さには驚かされるが、家庭や親子関係の事情は他人のわれわれには分かるすべもなく、常識という不確かなモノサシで茶飲み話として推し測るしかない。

戸籍で生き続ける「行旅死亡人」 100歳以上の不明者含まれる?  (1/3ページ) – MSN産経ニュース
同社の野田穂積代表取締役は今回の高齢者の行方不明の背景に家族関係の希薄化があるとみる。「家族に祝福されて生まれた人が、最後はスタッフだけに見送られる現実はあまりに悲しい。家族のきずなを見つめ直してほしい」と話した。

無縁社会 – Wikipedia
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