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カウチ中心のうつ病治療は終わりつつある。
強力な磁気を頭部に当てる機械「経頭蓋磁気刺激」(TMS)と呼ばれるものがある。全米で400箇所の診療所で使用されている。
40分の磁気刺激を毎日行なっていく。
長いこと朝食をたべていなかった 長期うつ病患者が、治療二日目にして食べるようになってきた。患者は、「まだ悲しい気分になることもあるけれど、前よりも随分楽になった」
この機器を開発したのは、アルバロ・パスカルレオーネ教授。十五年以上、磁気刺激で欝が治らないのか研究してきた。
うつ病患者は前頭葉の血流が少ないことに気が付き、磁気刺激で血流を良くすれば治癒するのではないかと考えた。前頭葉の左側DLPFC(背外側前頭前野)という部分が活性化するほど、うつ病は良くなる、ということがわかった。
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ここまで来た!うつ病治療
