個人事業主になるのはめちゃくちゃ簡単
個人事業主になったんですけど、これ、全然知識のない人にはちょっとハードルが高い雰囲気がありますけれど、実はそんなことはなく、ニートでもなれます。ニートの方は世間体が悪いからという理由で個人事業主になったほうがいいんじゃないのかっていうくらい簡単お手軽で、すぐに始めることができます。
個人事業主と法人は違います。法人はガチンコで会社組織を作る人のための会社組織を作る人のための登記で、複雑さとか運用が段違いです。
今回は個人事業主の話です。
自分はフリーのデザイナーなので、家賃と光熱費の一部を必要経費にできます。
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事前準備
お金の流れについて
客から報酬としてもらうのが売上。
そこから必要経費を差し引いたものが利益。
更に利益から税金や健康保険等にかかる金額が引かれる。それが自分の月給となる。
運転資金
事業を行う上で毎月かかる費用。家賃や光熱費のように一定の固定支出と、仕入れなどにかかる変動支出がある。
自己資金(現在自由に使えるお金)、売上、運転資金などを見積もり、一年間にかかるお金の出入りを試算するために資金計画書を書いて、これからの戦略を立てる。運転資金は大体三ヶ月は用意しておきたい。足りない場合は金融機関の融資を受ける。
税金に関して
確定申告
確定申告に関しては前のエントリーを参照。
国民健康保険に加入し、国民年金第一号被保険者になる。
個人事業主は事業を開始した翌年の2月から3月までに、近くの税務署で確定申告をする。源泉徴収票必須。
住民税
前年の所得に対してかかってくる。
青色申告
個人事業主の一大イベント。青色申告とは帳簿を書いて届けでることで、特典を得ることが出来る。白色申告とは、それ以外の申告を言う。
申請書はこちらからダウンロードできる。
青色申告のメリット
- 最高65万円の控除
- 一つにつき30万未満、年間300万円までは必要経費に計上できる。
- 赤字を繰越でき控除を受けることが出来る
減価償却とは
高価なものを購入した際に一度に経費としてしまわずに、毎年分割して必要経費にすること。そうすることで赤字に成るリスクを減らす。
10万円が、減価償却品と消耗品の境目で、10万円以下のモノだとその年に経費として計上する。
棚卸資産とは
12月31日に、販売目的で保管している商品がどれくらい売れ残っているかを確認する作業を棚卸しといい、その合計金額が棚卸資産となります。
事業用の口座を作る
事業用の高銀行口座作ったほうが支出をまとめて管理しやすくてよい。
源泉徴収
会社員の場合、給与から事前に税金を惹かれた額をもらうことになっている。この制度を源泉徴収という。会社員のみならず、フリーデザイナーの賃金にも源泉徴収の対象になる。
支払額×10.21%=源泉徴収税額
消費税
売上が1,000万以上になった場合、消費税を支払わなければならない。しかし、個人事業主は2年間は消費税が免除される。