水樹奈々についてざーっと調べた。

Nendoroid Mizuki Nana
声優、歌手である水樹奈々さんについては、興味が無かったが、調べるきっかけがあり、いろいろネットの文章を集める鬱に、どんどん彼女のことを知りたくなった。ので調べた。

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彼女の家の教育方針は一流の演歌歌手に育てるということ。
父親は歯科技工士。バキューム粉塵を吸い込むバキュームよりも負けないように歌わなければならなかった。
放課後一目散に家に帰って、お父さんの背中に向かって歌っていた。父親は本当は演歌歌手になりたかった。
趣味が高じて仕事場の二階にカラオケ教室を作った。音感を養うためピアノ・エレクトーンを習い、サインをするときのために書道も習った。
そういったトレーニングが5歳から中学を卒業するまで続いた。地元ではのど自慢大会荒らしと呼ばれ、賞金が唯一の小遣いになった。
小中学校ではいじめられた。のど自慢とふたりのビッグショーだけしか見なく、同級生とは話が合わなかった。
東京のプロダクションから声がかかった。入るための条件として、せとうちのど自慢大会のグランドチャンピオンになること。見事優勝する。
それから堀越学園芸能コースに入学。しかしこのことで同級生の態度が急変する。「アイドルになったら教えて」「私達友達でしょ」といわれ、っ卒業式に住所と電話番号の書いた手紙をもらったが、破り捨てた。自分でもぞっとするくらい、黒い心があることを知る。
いざ堀越に入っても全然仕事がない。一年間一日も休まずに授業に出る。言い換えると、一日も仕事で休む機会がなかったのだ。
堂本剛などと同級生。
担任からも「いつデビューするの」と問われ、涙をながす日々。
投稿すれば痴漢にも会い、誰にも相談ができない。そのためラッシュを避けるために早朝に登校、自習をする。二学期が終わる頃には売るほど単位がたまった。
家は裕福ではなく、月に仕送り3万円。そのうち半分が定期代。学校指定の靴下が買えず縫い合わせる。
バイトも禁止されていたため、唯一の経済活動が勉強して奨学金を得ること。普通科を含めた学年トップ。奨学金をゲットしたが、その返済で困窮。
上京して、男性のボイストレーナーの自宅に下宿したがセクハラ三昧がひどくなる。所属事務所も破産、そのため事務所所属が必須条件の堀越学園で退学の危機が訪れるが、セクハラボイトレ講師が自分の事務所を立ち上げ、なんとか学校に通うようになる。
そんな悲惨な日々の中、唯一の救いはアニメだった。
仕事もないので、高校二年生に上がると代々木アニメーション学院に聴講生として授業料ゼロで通うようになる。
高3で声優デビュー、自主制作ながらCDデビューも果たす。
98年堀越卒業。品行方正学業優秀な者10人に送られる「堀越賞」を受賞する。芸能コースからは、草なぎ剛以来二人目の受賞となる。
卒業後、仕事が来てもセクハラトレーナーがお金の話を相手にするので、何度もチャンスを潰され続ける。
事務所の雑用をすることで給料5万もらえていたがレッスン代1万を引かれて手取り4万。奨学金が返せない。
20歳の時ソロライブを行いキングレコードの関係者が見ていた。この関係者が水樹となんとかコンタクトを取ろうとするも、間に入ったトレーナーが、作曲家としての自分をここぞとばかりに売り込む。そのせいで、またしてもチャンスを逃す。
周りの人からも「そのトレーナーとはたもとを分かつ方がいい」とアドバイスされるも、その度心を閉ざし、先生を悪くいう人間が敵に思えてしまう。
キングレコードの担当者に先生のセクハラのことを笑いながら話すも、話しているうちに涙が止まらなくなり「今すぐそのトレーナーとの関係を絶った方がいい!」と諭され、キングレコードに移り、ブレイク!五年半もトレーナーの元で辛酸をなめていたが、ようやく報われた。
15歳の時に上京し、18歳の時父親が脳梗塞で倒れ、ライブを一度も見ることなく十年間闘病し、死去。
影では「借金をして奈々ちゃんを上京させたのに」「芸能人になれなかったのなら今すぐ戻って世話をすればいいのに」と悪く言われていたようだ。
葬儀には仕事関係者から、沢山の花と香典が届き、ありがたくて泣く。深愛は父親がなくなった7日後に作られた曲だ。父親へのラブソング。紅白でも歌われた。

ずっと演歌の歌唱法を行っていたためポップを歌っても「日本海が見えるな」等と言われていた。だったら今まで培った技術を自分のものにして、エモーショナルな歌い方をすればいい!とPlusの方向に考えることにした。演歌も歌いたいという気持ちが強いみたいだ。

水樹奈々には、現在のアイドルには失われた処女性がある。
自伝にも一切恋愛の話が入ってこない。
インタビューにも
「歌を歌っていく上で泣いたりヒステリックになったり、自分にない表現が必要になる。でも声優をやっていると自分のスタイル以外の体験が、沢山出来るんです。それってやっぱり自分の想像を超えるものがありますね。」
ーーもうすぐバレンタインですけどチョコレートを渡すご予定は?
「特定の人に上げる予定は残念ながら……。でも毎年手造りのチョコをスタッフの人に渡します。」
などと答える清純っぷり。

水樹奈々さん、楽曲は全然知りませんが、素晴らしいです。

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